シリコンバレーの大学生日記

シリコンバレーのカレッジに2016年秋に入学し、2年後カリフォルニア大学へ編入する留学日記で…。したが、なぜかオランダのLeiden Universityに2018秋に入学することになり最近は弁護士になりたい私のジャーニー記録です。Twitter @Japan__America

落ちこぼれの私の人生が変わった瞬間

 

 

へろー!ALLYです!

 

今日は久しぶりに懐かしの作品をネット上で読んで思ったことがあったのでそれを記事にしたいと思います!

 

 

私の尊敬する人は主に宮崎駿夏目漱石なんですが、夏目漱石には特別な思い入れがあります。

 

 

なぜなら彼は私の人生を大きく変えてくれた人だから。

 

 

英語以外は20点30点が当たり前で、98番/120人中だった中学時代。もちろん授業中は寝るかしゃべるかケータイをいじるかしかしていなく、真剣にノートを取っている親友が不思議でしょうがありませんでした。

 

なんで(ノート取り / 授業聞き)続けられるの?」って笑

 

でも中三の国語の時間に夏目漱石を扱うと聞いて

 

「こんだけ有名でお札にも描かれるような人だからその理由を探るためにもちょっくら聞いてみるか」

 

と思ってちゃんと(?)その授業だけは聞き始めました。

 

 

その時に扱っていた作品が 夏目漱石の『夢十夜というものです。

(その時実際に読んだのは第一夜と第六夜なのですがこの中ではその二つが好きです。特に第一夜が私の人生を変えました。)

 

全てを読んでみたい方はこちらのリンクへ。

→   http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html

 

読んだ時は全く意味がわからなかったのですが、先生の解説を聞いて、鳥肌が立って、初めて芸術や文学で感動しました。

 

その時はその感動を文章化するほど語彙が揃っていなかったり、感情分析ができなかったのですが、単純に言語や日本語の美しさに感動しました。

 

 

使い方次第でこんなにも面白く美しくなるんだと。私もこんな風に自分の感性を可視化させて伝えていけるようになりたい。と。そう深く感じました。

 

特にそれを深く感じたのは第一夜です。

 

解説はリンクを幾つか貼っておきますので是非本文と合わせて日本語の美しさに酔いしれて欲しいです!!笑

 

→ 読み研 | 出版・通信 | 読み研通信

 

→ 夏目漱石の【夢十夜】をレビュー。幻想ストーリー10個詰め合わせ

 

→ 夏目漱石 夢十夜の第一夜をこう解釈! 美しい短篇で感想文を | 笑いと文学的感性で起死回生を!@サイ象

 

 

↓ これは私がほ〜!!ってなったブログ記事です。興味のある方はどうぞ!

usagikani.exblog.jp

 

 

この時に私の中で革命が起こって「勉強はやらされるつまらないもの」という認識から「勉強は、知的好奇心から、気づいたら自然と楽しんで追い求めているもの」という認識に変わりました。

 

 

ここから、この自分の中でのパラダイムシフトをほかの教科でも求めるようになって、ほかのも楽しめるのではないか??と思い勉強をし始めました。

 

結果的には現代文と古典を含めた国語や世界史や政治経済、倫理、現代社会などの社会科科目に面白さを見出せましたが、理系科目には無理でした。笑

 

 

 

勉強が楽しいと思えると視野が広がり、世界の見方が変わります。

 

 

世界は単純に見えていろいろな人の考えや歴史が複雑にからみあっているということに気づき、世界に厚みが出ます。

 

 

無責任かもしれませんが極論をいうと、高校や大学時代なんていい成績を取らなくても、こうやって自分が価値があってずっと追い求めていけるというものや人より秀でることができるものを見つけられれば勝ちだと思います。

 

見つけることだけでも難しいですが、大切なのはそれを実際にいかなる形でもとりあえずカタチにして、外に発信していくことだと思います。

 

 

中島敦とか梶井基次郎とかはみんなも読んだことあると思いますがもう一回読み直してみるとまた違った感想が得られて、大人になったかもって思えると思います!笑

 

 

では今日はこんなかんじで〜!

 

ばいちゃ!