シリコンバレーの大学生日記

シリコンバレーのカレッジに2016年秋に入学し、2年後カリフォルニア大学へ編入する留学日記で…。したが、なぜかオランダのLeiden Universityに2018秋に入学することになり最近は弁護士になりたい私のジャーニー記録です。Twitter @Japan__America

三週間で12,000ワード書き切る、エッセイのコツ!!!

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みなさーん!!お久しぶりです!!Allyです!!!

 

いや〜なんか留学生活も書き切れないほどいろんなことが起きて、大学の勉強も忙しすぎて何年も続けていたブログを放置してしまいました...!今は訳あってメキシコにいて、先週末ペーパーも全て提出し夏休みになって時間があるのでブログを復活させました〜!!

 

今日のタイトルはズバリ、「エッセイやリサーチペーパーを書くコツ!!」をね、書いていきたいと思います。

 

 

今学期、最終学年の授業を先取りで三つ取ったんですが、ファイナルペーパーなんと合計12,000ワードを書かなきゃいけなかったという...

 

しかもその三つのクラス内容も重くて、

1. 時間の哲学(もはや理論物理よりの科学哲学の授業)

2. 暴力の哲学(法哲学

3. フェミスト哲学論(フェミニズムというよりは社会的不平等の一つとしてのフェミニズム

を取ってました!

 

ファイナルペーパーでは

1. 時間と因果関係(ざっくりいうと時間が過去→現在→未来の一方向なのは、1) 因果関係の要因→結果に方向があり結果が要因を先行しないから  2)熱力学第二法則的にカオス状態が収束に戻っていく(つまり未来→現在→過去)というのは考えにくいから)

 

2. 政治哲学者カールシュミットの例外状態を日本の憲法9条と比較したとき、日本の民主主義は危機に瀕していると言える(憲法解釈改憲することがなぜいけないのかを法哲学 / 憲法学的に分析)

 

3. 多文化主義 vs. フェミニズム(ざっくりいうと、中東を中心とする女性器切除の伝統や南米を中心とするレイピストと被害者女性を結婚させる文化などの女性の人権を無視した伝統文化を語るとき、多文化主義フェミニズムは真っ向から衝突する。このとき集団の権利か一個人の権利のどちらが尊重されるべきか、ということを議論し結論を書いた)

こんな感じのを4000ワードずつ書きました!大変だったけど、正直超楽しかったし、めちゃくちゃ色々学んだ!!

 

 

そんな感じでこれらを私がどうやって三週間で終わらせたのを書きます〜

 

 

 

その1:余裕を持ったスケジュールをまずは作るべし!

いつソースを探し、いつタイトルを決め、いつ書き始めて、いつまでに終わらせるのかというのをざっくりでもいいので余裕を持って設定しましょう!私は自分が少しだらけてしまうのも加味してスケジュールを作ってます!そしてスケジュール通りにいかなかったらその都度スケジュールを書き直す!

 

 

その2:手順をふむべし!

ペーパーを書き始める時の順序としては

 

a. 興味がある範囲のキーワードを打ち込み、検索し、読み、その範囲を知る。例えば「んーとりあえずこの作者の言ってる時間と因果関係の関係性って面白そうだな〜」と思ったら検索に【time and causation philosophy of science】って打って出てくる論文やらアーティクルを読みまくる。

 

b. 質問を書き出す。例えば「そもそも因果関係って何?」とか。

 

c. テーマやタイトルを決める。

 

d. ソース集め。テーマやそれに沿う質問に関連した論文を5-6個くらい集める。

 

e. テンプレート作り(これ大事!!)

これをし始めたおかげで私は何千字のペーパーでも怖くなくなったので大事!

テンプレートというのは、4000ワードだった場合、

 

例)title: Time and Causation

 

- introduction (300 words)

 

- body (3400 words)

・What is causation in the first place? Refer to all the major philosophers who argue about causation (1000 words)

・Is causation dependent on time? Refer to some philosophers who talk about the relationship between causation and time (700 words) 

・Relationship between temporal order and causal order (600 words)

・Based on all the theories, reject some of them and state what I think about time and causation (1000 words)

・Possible counter argument and refute it to reinforce my argument (300 words)

 

- conclusion (300 words)

・We cannot talk about causation without time and cannot talk about time without causation because the temporal order and the causal order are interconnected.

 

的な!

こうすることでぼや〜っとした4000ワードが300, 1000, 700, 600, 1000, 300, 300となりました!!それでイントロとコンクルージョンはボディ を書いてからまとめるとして、ボディを一日1000ワード目安に書いていくといいかなって感じです!

 

これが1500ワードのエッセイだったりするとかなり簡単で、

- intro (200)

- body (1000)

・first half (500)

・second half (500)

- conclusion (300)

とかでめちゃくちゃ捗るんですよー!

ボティパラグラフは、文字数の区切りごとにコンクルージョンに必要なサブクエスチョンやらサブテーマ(first half の 500ワードはwhat is causation?について書いてsecond half の 500ワードはwhy is causation related to time?について書くみたいな)を書くともう無限に書ける!

 

私のよくわからん説明で通じたかな?????

 

f. テンプレートができたらひたすら書きまくる!

 

 

その3:ペーパー書き終えたら2日くらいはノータッチで放置しておいて、2日後にフレッシュな頭でペーパーを読み返してエディットするべし!!

書き終えたらすぐに提出するんではなく、少し寝かせておいてから数日後に読むと客観的に自分のペーパーが読めていい感じです〜

 

 

その他:Grammaryとかのグラマー添削アプリは必須!

これは地味に大事ですね〜ほとんどみんなパソコンにインストールしてあるかと思いますが、何と言っても英語は多くの人にとって第二言語なんでね。グラマーやスペリングの添削アプリは必須ですね。

 

 

そんな感じかな?

 

とにかく細かい文字数を書いたテンプレートを作り始めてから私はペーパー書くのが本当に楽になりました!!

 

 

ぜひ真似してみてください〜!

 

ま、今日はこの辺で!

 

 

アディオス〜