シリコンバレーの大学生日記

シリコンバレーのコミカレに2016年秋に入学し、2年後カリフォルニア大学への編入を目指す留学日記です。Twitter @Japan__America / Insta @ugg_pipipi

どうしてトランプが大統領になったのか?

 

f:id:allyryugaku:20161109171951j:image

 

3時間くらいずっとツイッターの留学垢で実況しながら大統領選みてました。

 

なんで日本のは熱くならないのにアメリカは熱くなるの?って?

 

 

それは、『大統領選だから。

 

 

議員とかとはレベルが違う。

 

 

世界の警察と謳ってきたアメリカの歴史的な選挙回なんてそりゃ熱くもなります。

 

 

さてさて、皆さんは思ったはずです。

 

 

なんでトランプが大統領に?!?!

 

 

私もそう思いました。めっちゃびっくりしました。

 

 

でもこれは本当に驚くべき結果だったのかについて考察していきたいと思います。

 

 

データから見る支持層

 

私たちはテレビや新聞やネットニュースから『ヒラリーが絶対勝つ!トランプは差別主義者のアホ!』みたいなことを言われて信じていましたよね?

 

でも結果を見る限りその報道自体が偏っていたようですね。

 

まずデータを見る限り、トランプ支持者層は45歳以上の白人男女。特に男性。クリントン支持者は若者中心の黒人などのマイノリティの男女で特に女性が多かった。

 

ここからわかるのは……

 

トランプが支持されたのは、6月にあったイギリスのEU離脱の時のBrexitと同じで固定化された格差と、それゆえの移民に対するヘイト、つまり既存の価値観につながる全てのものを否定してひっくり返すことで行き詰まった社会から抜け出すという希望論からきているということ。

 

だから白人からの支持が集まる。

 

彼らにとってこの大統領選は白人VSマイノリティをめぐる選挙だったのかもしれないですね。

 

そして年上の世代から支持が集まるのは多分、その世代はクリントン国務長官時代や上院議員時代や外交についてを知っていて、彼女に政治は任せられないと思ったからだと思う。

 

 

それをよく知らない若い世代は表面だけ見て、トランプは言ってることがめちゃくちゃだから政治経験もあるヒラリーで、っていう感じになっていたんだと。

 

 

白人男性のトランプ支持

 

恐らく今回は事前調査自体が間違ってたと思われますね。

 

 

ポリティカルコレクトネス。これがここでのキーポイントになる。

 

ポリティカル・コレクトネス(英: political correctness、略称:PC)とは、政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語のことで、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・ハンディキャップ・年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐ目的の表現、およびその概念を指す (Wikipedia)。

 

 

要するにフラットに平等な偏見のない表現をなくそう!みたいなやつのことです。

 

これに地味に苦しんでいるのが意外にも白人男性。

 

差別や権利に過敏になりすぎたアメリカ社会では、白人男性というだけで『白人でしかも男性だから努力をしなくても全てなにもかもうまくいく』というマイノリティからの偏見を受けているようです。

 

確かにその空気はフェミニスト運動からも感じますよね。女性の立場を主張するために男性の権利を侵害しているパターン。自分たちのことはものすごく過敏になるのにその他の人たちのことについて忘れてしまっているパターン。

 

 

それゆえに白人男性は自分の政治的立場がなかなか言えない。ましてやトランプを支持してるなんて言ったら『差別主義者側につくなんてあなたも差別主義者だ!』とか、ヒラリーが女性だから、そちらにつくほうが一見男性にとっては安全ですよね。

 

そういうのもあって、隠れトランプ派が多く、世論調査が本音の部分を反映しなかったところも調査が意味を成さなかった理由の1つだと思います。

 

 

民主主義とは?

 

ここで沸いた疑問が、民主主義とはなんなのか。ということ。

 

私たちが見ていたのは都会だけの、目立つところだけの意見であって、田舎の方はほぼ8〜9割くらいトランプを支持していた。

 

それを、都会の意見を、あたかも全体を代表した意見だと主張し、アウトサイダーも含めたみんながそうなんだと了承する。

 

これはアーバンデモクラシーとしてよくあることだよね。

 

今回は投票ということで個人の意見が表に出たけれど、もし投票という制度がないものを考えることになったとき、マイノリティではないのに、目立たない方の意見が殺されてしまうのではないか……と民主主義について問いただすべきだと思った。

 

そして私たちがみなしているアメリカはカリフォルニア、ニューヨークなどのせいぜい西海岸東海岸のみだということ。沿岸部はリベラルゆえに民主主義派が多数なので報道が偏るのも無理もないのかなと…

 

 

これからアメリカはどうなっていくのか

 

トランプが大統領になったことで、アメリカはマイノリティに厳しい社会になっていくと思う。

 

 

大統領自身が過激な発言をすることでタブーが破られ、『あ!これ言っていいんだ!』という雰囲気が蔓延すると、自分の不幸の原因を言論の自由だとタブーに触れながら主張することが正当化されることになるため、マイノリティには厳しい世の中になっていく。

 

 

さらに、議会を共和党に取られたことで最高裁の判事が共和党優勢になり、法の正当性が歪んでいくことが考えられる。

 

人種差別ゆえの警察の暴行などがまだまだ横行しているのに、それを裁く面でも不平等になってしまうとしたら、それは女性やマイノリティの人権侵害になりかねない。

 

 

 

私の考え

 

私が思うに、二人ともどっちもどっちで、もし私がアメリカ人だったら投票しないかもしれない。

 

でもどっちかというと、まだ現状を変える可能性があるトランプに入れようかな、くらいの。

 

二人が候補に上がった時点でアメリカ終わってるし、どっちが大統領になっても結局変わんない。

 

それに、一人の人間がたった四年間で世界を劇的に変えることはできないし、上院や下院を含めた議会も馬鹿じゃないから変なことをするほうが難しいと思う。そもそも大統領一人で色々決められないし。

 

もちろん専門的な人から言わせると色んな不具合は出てくるけれども。

 

そろそろ長いのでトランプが大統領になったことでの日本に対する影響は書けないけど、言えることは、アメリカを今までの信頼などといった価値観ではもう見られなくなるということ。

 

でも、勝利演説はよかった。え?どうした?みたいな。もしかしてここまで全部計算済み?それだったらすごいけど、まあ様子見って感じですね。

 

 

Philosophyのリーディングすっぽかして大統領選にのめり込んでしまったけど、Historyの総復習とPhilosophyの総復習が終わったので満足!明日は5時半とかに起きてPhilosophyのオフィスアワーでまた質問しにいく!そっから七時半からPhilosophyのリーディングやる!

 

では、シャワー浴びて寝ます!

 

ただの感想や感じたことなのでこれはコメント受け付けません!では!