哲学の授業ってどんな?〜春学期編〜
こんにちは!
セメスター制(2学期制)組が続々と夏休みに突入する中、クオーター制(4学期制)のわたしはやっと春学期が半分終わるくらいで残り1ヶ月半あります……
その分秋学期は九月の末からが授業なんですけどね!
でも夏の授業を取るので、まあ、夏休みは2ヶ月ないくらいですかね〜ほぼ1ヶ月半くらいの!
そんな感じで残りもA目指して頑張っていこうと思います!
さてさて、今日のタイトルは「哲学の授業ってどんな?」ということなのですが、そもそも哲学自体がほわっとしているので、専攻決めなどで迷ってる人で気になる人はいるのではないでしょうか?
春学期は記号論理学の授業を取っていて、クラス名は Deductive Logic(演繹論理学) です!
授業内容を簡単に説明すると、議論が無効か有効かを証明したり、有効で確からしい論理を立てるにはどうしたらいいか、みたいなことを学んで行く授業です!
しかしこれは完全に数学みたいなかんじで、とにかく記号しか使いません。
数学は数字をaとかxとかの文字を使って公式化しますけど、論理学は言語をそういった記号を使って公式化していくかんじって言ったらわかりやすいかもですね!
見た感じはこんなんですね!
最初は全くゼロから学ぶので難しかったんですけど、だんだんコツコツ積み上げていったらわかるようになりました!
これは哲学メジャーの人にとっては必修だと思うんですけど、The 哲学!ってのだけをやってるわけではないんですね〜
例えば問題で、
「お父さんはは、私が彼の車を洗った場合にのみ20ドルくれると言いました。私は父の車を洗いました、それゆえ私は20ドルもらえます。」
こういった論理を立てた時に本当にそうなのかを確認するために記号論理学が出て来ます。
普通だったら、これは正論だ!ってすぐになるじゃないですか?
でも、これ実は無効なんです。
このように
B= I get $20
C=I wash Dad's car
と置きます。
そしてこの議論の内容を記号に置き換えると
前提が、B→C と C となり、
結論が B になります。
これをTruth Tableという表で見て見ましょう。
TはTruthのTで日本語では “真” です。
FはFalseのFで日本語では “偽” です。
それぞれの前提が真であるときと偽であるときを試してみると、オレンジのラインが引いてある、
前提がともに真である時に、結論が偽になる
→ T T F
っていうのは論理学の決まりで無効なんです。
論理学のルールとして、有効な議論は、前提が全て真ならば結論は絶対に真でなければならないっていうのがあるので、この場合1つでも可能性の中に T T F があると議論自体が無効になってしまうんです!
なので一見正論に見える議論も、記号論理学を通してみれば実は無効なのです!
こーんなことをやっています!
夏学期はバークレーでまた論理学を取って、秋は哲学史を取ります!
ところで昨日哲学のミッドタームの結果が返って来ました………
結果は……
99 / 100
でした!!!!!!!
スッゴク嬉しかった!!!哲学の授業でこんなにうまくいってることってないから、ほんとーーーーに嬉しい!!!!!
クイズは7回あるんだけど、最初 6/10 でめちゃくちゃ絶望して、そっからまじで勉強したから結果が目に見える形で出て来て本当嬉しい!!
しかも必修教科だからミスれないし!
まあそんなかんじで今のところは全部の教科いいかんじですあー!
ではでは!